この記事では、社会人でゴルフを始めた人向けに「ゴルフのはじめる方法」や「初心者にとって最低限必要の道具」を紹介します。
この記事で紹介する方法では、「期間が半年」「費用が30万円~40万円」かかる想定です。
この記事ではコスパ良く効率的にゴルフでスコア150切りを達成できる方法と必要な道具を紹介します。スコアが150を切っていれば、仲の良い友人と問題なくゴルフのコースをまわることができます。ゴルフのコースをまわる経験を積めば、次第にゴルフの腕前も上達していきます。
この記事で紹介するスコア150切りまでの方法は非常に王道なものですが、以下の4段階に分けて紹介します。
スコア150切りまでの4段階
- 【1段階目:道具購入①】練習やレッスン受講に必要な最低限の道具を買う
- 【2段階目:レッスン】半年間レッスンに通う
- 【3段階目:自主練】ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に通う
- 【4段階目:道具購入②】コースをまわるのに必要な最低限の道具を買う
以下では各項目について詳しく紹介します。
ゴルフを始める意味と始め方
ゴルフは運動にもなりますし、様々な人との出会いの機会にもなります。
社会人でゴルフを始める人は多いですが、ゴルフの始め方は様々です。知り合いから道具をもらったり、レッスンに通ったり、打ちっぱなしにいったりとゴルフへの向き合い方は沢山あります。
また気持ちよくコースをまわるためには、一定程度のゴルフの腕前も必要になります。そこで、どのような人とコースをまわりたいかによっても、目標とするスコアは異なってくることとなります。
そこでこの記事では、ゴルフ初心者が知っておいて損のない事項を紹介します。この記事に記載の方法を実施すると、おおよそスコア150を切り、仲の良い友人とコースを問題なくまわることができるようになります。
コースをまわることができるようになることで、さらにゴルフが上達するようになります。感覚的な目安ですが、スコア120以下であれば、仲の良い友人以外ともゴルフをまわれるようになります。
スコア150切りまでの4段階と費用
この記事で紹介するスコア150切りの方法は、王道であり主にレッスンと自主練の方法を紹介します。
スコア150切りまでの4段階
- 【1段階目:道具購入①】練習やレッスン受講に必要な最低限の道具を買う
- 【2段階目:レッスン】半年間レッスンに通う
- 【3段階目:自主練】ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に通う
- 【4段階目:道具購入②】コースをまわるのに必要な最低限の道具を買う
想定される必要な費用の具体例を以下に示します。この記事で紹介する方法では、費用が30万円~40万円を想定します。またレッスンを受講するため、期間は半年かかります。
段階 | 費用 | 内容 |
1段階目:道具購入① | 11万円 | ゴルフクラブ、ゴルフシューズ、ゴルフグローブ |
2段階目:レッスン | 12万円 | レッスン代金 |
3段階目:自主練 | 6万円 | ゴルフ練習場代 |
4段階目:道具購入② | 4万円 | ボール、カートバッグ、グリーンフォークなど |
合計 | 33万円 | - |
【1段階目:道具購入①】練習やレッスン受講に必要な最低限の道具を買う
まずゴルフの練習やレッスン受講に必要な道具を購入します。
練習やレッスン受講に必要な道具は共通です。ただしレッスン受講の場合は、道具を借りることができることもあります。このため先にレッスンのみ数回受講する場合は、ゴルフレッスン先に問合せてみると道具選びの期間を少し長く確保することができます。
練習やレッスンに必要な道具を以下にまとめます。
練習やレッスンに必要な道具
- ゴルフクラブセット
- ゴルフ用の靴(ゴルフシューズ)
- ゴルフグローブ
- ゴルフクラブのセルフスタンド
- その他
ゴルフクラブセット
ゴルフクラブセットは、初心者が特別に高価なものを購入する必要はありません。気に入るものが見つかれば、あとから買い換えたらよいからです。また知り合いからもらう場合も多いと思います。
購入する場合は以下のような、キャロウェイ(Callaway)やテーラーメイド(TAYLORMADE)、ブリヂストンといった有名ブランドの6万円~10万円価格帯の程度のゴルフセットが絶対によいです。
特に5年程度前に発売されたクラブセットは、クラブセットに全く問題がないにもかかわらず、価格が6万円程度まで下がっていることがあるため非常にオススメです。
なおクラブセットには収録されているクラブに若干の差異がありますが、どのセットでも基本的に問題ありません。ドライバー、7番アイアン、ピッチ、パターの4本が入っていればコースを回る上で問題ありませんが、基本的には全てのクラブセットにこれらが収録さているためです。
一方、5万円程度以下のゴルフセットだと、ドライバーが2日で壊れてしまったという話があったりします。中古ドライバーを追加購入すると、1本あたり1万円以上はかかるため、安物買いの銭失いにないかねません。
ゴルフグローブ
ゴルフクラブを振るためには、ゴルフグローブが必要です。ゴルフグローブがないと、手の皮がむけたりと手を痛めてしまいます。右利きの場合は、基本的に左手のみグローブをつけてスイングをします。
価格はお手軽なのでとりあえず買ってみて、サイズが合わなければ買い替えるということで問題ないです。相場は1,000円程度です。
ゴルフ用の靴(ゴルフシューズ)
ゴルフは、ゴルフ専用の靴(ゴルフシューズ)も必要です。ゴルフシューズはスパイクがついており、地面を噛むことができるからです。
初めはゴルフシューズの購入の優先度を低く感じるかもしれません。特にゴルフシューズは1万円程度と高価です。しかしながら、初めからフォームをしっかりと固める上ではゴルフシューズを利用することが重要です。
「靴ひも式」ではなく、「ダイヤル式」の方が緩まないためにゴルフでは主流です。ゴルフシューズを購入する際は、日常使いの靴ブランドであるプーマやミズノなどのメーカーから選択すると無難です。
ゴルフクラブのセルフスタンド
ゴルフを始めたばかりのとき、ゴルフの練習の際には7番アイアンとドライバーの2本のクラブのみ練習するということが多いです。
その際に毎回、ゴルフクラブセットの全てのゴルフクラブを運ぶのは大変です。このため少ない本数のゴルフクラブを運ぶ際には、ゴルフスタンドが用いられます。コースを回る際には、必須なので、ゴルフを始めた当初から購入しておくと非常に便利です。
その他
以下では練習やレッスンに必要ではないですが、あった方がよいと考えられる道具をまとめました。
ゴルフクラブのグリップ習得器具
ゴルフクラブの持ち方を、体にしみつけることができます。家でも気軽に持ち方を確認できるので、ゴルフ練習場以外の自宅での時間も有効活用することができます。特にゴルフクラブの持ち方は、初めのうちに正しい持ち方を覚えることが重要なので、このような道具の利用は非常にオススメです。
ゴルフのスイング練習器具
ゴルフのスイング練習器具です。自宅に庭がある場合は利用できます。練習場以外でも、ゴルフクラブのふりの強さを確認することができます。
ゴルフを始めたばかりの時は、「正しいフォームでのスイング」と「力強いスイング」の両立が課題になりやすいです。この道具があれば、練習場でなくてもスイングの力強さを計測することができます。
ただし、練習スペースがある程度必要なため、自宅に庭がある場合でないと利用が難しいかもしれないです。
運動しやすい服
ゴルフに適した運動しやすい服を購入する際は、ユニクロがお手軽なのでおすすめです。極端に運動しにくい服だと、フォームを覚える際に支障が出てしまいます。一方でゴルフ専用メーカーのゴルフウエアはユニクロと比べて非常に高価です。
【2段階目:レッスン】半年間レッスンに通う
ゴルフの上達のためにはきれいなフォームを固めることが重要です。ゴルフレッスンに通うことできれいなフォームを固めることができます。
ゴルフレッスンを通う頻度は週一回2時間ほどをイメージします。通いやすさを考えて、近くのレッスンを調べてみることがよいです。できればシミュレーターでなく、練習場のレッスンの方がボールが飛ぶ様子がイメージできて望ましいです。
レッスンを受ける上でのポイントは以下の4点です。
レッスンを受ける上でのポイント
- 目的:きれいなフォームを固めるため。
- 費用面:月4回の受講で、約2万円/月以上が相場。
- 期間:半年以内の完了を目安にする。
- 内容:ドライバー、7番アイアン、パターの3つを最低限マスターすること。
まずゴルフレッスン費用は月2万円以上かかります。つまり半年間だと12万円以上というのが相場です。このように受講費用は高いため、レッスンの受講は半年以内に収める意識が重要です。
そしてレッスン受講を半年以内に収めるためには、何を習得する必要があるかを明確にする必要があります。
ゴルフレッスンで最低限身につけるべきこと
ゴルフのレッスンでコースをまわるために最低限身につけることが必要なことは、次の3つののクラブできれいなフォームを固めることです。
レッスンで身につけるべきクラブ
- ドライバー
- 7番アイアン
- パター
逆にいうと、上記の3つのクラブのみを一定以上にするとコースはまわれます。この中でも特に7番アイアンが重要です。
ゴルフレッスンの指導者によって指導内容は異なります。ただし、ドライバーと7番アイアン、パターの3つがないとコースはまわれません。このため、ドライバーと7番アイアン、パターの3つのフォームを固めないと、いつまでもゴルフレッスンに通い続けることになりコストパフォーマンスが低いです。
【3段階目:自主練】ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に通う
ゴルフレッスンと合わせてゴルフ練習場に通います。
レッスンを受けるだけだと、フォームが身につきません。このためレッスンの内容を身につけるために、ゴルフ練習場(打ちっぱなし)で練習を実施することが望ましいです。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)は、施設によって相場感が異なりますが、一回の練習でおおよそ2,000円程度はかかります。
ゴルフ練習場の練習に必要な道具は、ゴルフレッスンに必要な道具と同じです。
レッスンで習ったことを頭の片隅に留め置いて練習することがまずは重要ですが、YouTubeで初心者向けの動画を見ると新たな気づきがあることもあります。
【4段階目:道具購入②】コースをまわるのに必要な最低限の道具を買う
最後にコースをまわるのに必要な道具を紹介します。
コースをまわるのに必要な道具を買うタイミングは、コースをまわる直前で問題ありません。
このためゴルフレッスンに通いはじめる際など、ゴルフを始めたばかりのときは、これらの道具の購入は必要ではありません。
コースをまわる前のチェックリストとして利用してもらえたらと思います。
ゴルフのコースをまわるのに必要なもの
- ゴルフボール(はじめてコースをまわる際は大量に失くすので、20球は必要。)
- ゴルフティー(ドライバー用)
- ゴルフティー(ティーショットティー用)
- グリーンマーカー(ボールの落ちた場所を確認する道具)
- グリーンフォーク(グリーンのへこみを修復する道具)
- カートバッグ(小物用カバン)
- 帽子(帽子はマナー)
- ゴルフ用の服(ユニクロでOK)
- ゴルフクラブのセルフスタンド(数本のクラブを持ち運ぶときに必要)
以下に名前だけではイメージが湧きづらそうな道具をまとめています。
ゴルフティー(ドライバー用)
ゴルフティー(ティーショットティー)
グリーンマーカー
グリーンフォーク
カートバッグ
まとめ
この記事では、コスパ良く効率的にゴルフでスコア150切りを達成できる方法と最低限必要な道具を紹介しました。
この記事で紹介する方法では、「期間が半年」「費用が30万円~40万円」かかります。
スコアが150を切っていれば、仲の良い友人と問題なくゴルフのコースをまわることができます。ゴルフのコースをまわる経験を積めば、次第にゴルフの腕前も上達していきます。
この記事で紹介した150切りまでの方法を4段階に分けて以下に再度まとめています。この記事がみなさまの参考となれば幸いです。
150切りまでの方法4段階
- 【1段階目:道具購入①】練習やレッスン受講に必要な最低限の道具を買う
- 【2段階目:レッスン】半年間レッスンに通う
- 【3段階目:自主練】ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に通う
- 【4段階目:道具購入②】コースをまわるのに必要な最低限の道具を買う